【海外の日本食】Sushi Masan(スシ マサン) – ボリビア・サンタクルス

食生活

ボリビア・サンタクルス県の田舎町ヤパカニに住む筆者が、ビザ更新の手続きがてらサンタクルス市内にある日本食レストラン、Sushi Masan(スシ マサン)を訪ねてみたレポートです。

ボリビアは戦時から終戦直後あたりで日本からの移民があった南米の国の一つで、その名残としてサンフアン・デ・ヤパカニやオキナワ村には日本人居住区があり日本の文化を今でも伝えています。

またそれら日本人居住地域やボリビアの2大都市などには本物の日本食レストランが多数存在します。
もちろん食材は日本から輸入したものと現地のものが混在することになるのですが、ボリビアにいる日本人や日本好きのボリビア人にとって、本物の日本食に巡り合うことのできる貴重な場です。

場所

Sushi Masanが立地するのはTercer Anillo(第三環状)ラディアル26、サンタクルス動物園と交差点を挟んで対角線上にあります。

筆者は裁判所付近からラディアル26を北上して辿り着きましたが、近くまで行くと歩道からでもよく見える大きな看板が出迎えてくれます。

視認性の高い看板がばっちりお店の存在をアピールしています。天気が曇りだったのが少し残念。

道路からは直角に配置された赤い看板に対し、店の前に辿り着くとこれまた鮮やかな黄色い看板が、沖縄風日本料理店のお店の存在感をしっかりと伝えてきます。

赤い看板と黄色い看板

メニュー

Sushi Masanでは店内飲食はもちろん、テイクアウトやデリバリーまで幅広い形態で日本食を提供しています。

店内メニュー

お店で楽しめるメニューは以下のとおり(2022年5月時点)。ドルでの支払いはできません。

  • そば(沖縄風)
    Pequeño(小サイズ): 20Bs
    Medio(中サイズ): 30Bs
    Grande(大サイズ): 40Bs
  • やきそば: 25Bs
  • 豚肉定食: 40Bs
  • テビチ定食: 30Bs(案内されなかったので提供中かどうか?)
  • エビフライ定食: 45Bs
  • すし: 15Bs
    (カニカマ、かまぼこ、ツナ、(牛?)かつ)
  • ミックスすし: 25Bs
  • 揚げずし: 20Bs
  • おにぎり: 15Bs

やきそばは調理場の人手不足につき待ち時間が長くなってしまうからと、本来の値段から引き下げて提供しているとのこと。
なんと寛大な。

沖縄風ということで、こちらの主力メニューはそば。
すしはもちろん、定食メニューも豊富なおかずで充実

テイクアウトメニュー

お客さんが埋まるまでは、すぐに買って帰られるテイクアウトメニューが店頭に充実しています。
テーブルが埋まってくると座席確保のために撤去されました。
恐らくほぼすべてのメニューがテイクアウト可能だと思われます。

それに加えてかりんとうも用意されています。

テイクアウトもばっちり

お店の雰囲気

店内は8人用の大テーブルが一つ、4人用テーブルが四つと3人用テーブルが一つというレイアウト。
日本食は本来ボリビアでの食材の調達が難しいので他の一般的なレストランに比べると単価が2~3倍であることが普通なのですが、筆者が訪れた12時台前半の間にぞくぞくとお客さんたちが来店。
瞬く間にお店は満席状態になり、フル回転の様相でした。

周辺の事業所の昼休みや家族連れ、旅行客など多様な客層で、地域の人たちから愛されている様子がうかがえました。

8人用大テーブルは大人数で訪れても会話が弾みそう。

筆者は豚肉定食を注文

筆者が注文したのは豚肉定食です。
これも沖縄風で、醤油ベースで甘辛く煮込んだスペアリブと三枚肉、薄揚げと切り干し大根の和え物、かき揚げ、ビーフン(?)と甘めのお味噌汁というボリューム満点の内容。

豚肉に関しては沖縄の味付けということで、ソーキやラフティのような濃厚な甘い味付けです。
日本人の中でも好き嫌いの分かれる振り切れたポイントですが、筆者にとっては大満足でした。
注文した時点では「まだもう少し煮込みが必要だ」とのことで、徹底した仕込みをされているんだなと感じました。
少なくともボリビアでは滅多に出会えない味なので、相対的な価値は言わずもがな。

それに対して充実のおかずはさっぱりとした味付けで、メインを引き立てています。
すべてが濃い味付けでゴリゴリにアピールしてくる料理は食べるだけで疲れてしまいますからね。
トータルのバランスに優れた完成度の高い定食という印象でした。

そして一度の昼食にこれだけ多様な品目が含まれているのは、他の一般的なレストランとは一線を画す特徴といえるに違いありません。
40Bsという金額はボリビアの普通の昼食の相場の2~4倍に相当するのですが、それに見合って余りあるコストパフォーマンスを感じました。

接客はもちろん日本の方

スペイン語が共通語であるボリビアに来ると当然ながら日本語を聞いたり話したりする機会というのは激減するわけですが、このレストランは日本人の方が経営されているので、日本語でのやりとりが可能です。
調理場と飲食スペースが離れていて、しかも奥様が一人で回しておられるときには忙しさでなかなか表に出てこられない可能性がありますが、そこは穏やかに待ちましょう。

サンタクルスにお立ち寄りの際には、ぜひ食事時の候補の一つに。

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