King Gnu新曲『Stardom』 自身過去作品から受け継ぐ魅力がいっぱい

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ギター時事

人気バンド「King Gnu(キング ヌー)」が新曲「Stardom(スターダム)」をリリースしました。「2022NHK サッカーテーマ」として、「FIFAワールドカップカタール2022」などサッカー番組に使用されます。

「常田氏の集大成」との評価も

「人気スターとしての地位・座」を指す英単語が冠されたこの楽曲は、サッカーファンのみならずKing Gnu自身のファンをも感動させるほどの完成度となっています。一部ファンに「常田大希氏の集大成」といわしめるほどです。

2楽曲のエッセンスを感じさせる

King Gnuファンの間では、主に2つの楽曲のエッセンスを含んでいると感じたという声が多い模様。その1つが2021年12月1日にKing Gnuのシングル「BOY」のカップリング曲として発売された「F.O.O.L」です。

SNS上では、「特にサビで、曲調が”F.O.O.L”に近い感じがした」という人が多いように見受けられます。

「F.O.O.L」と「Stardom」の主な共通点は特に常田氏によるラップの部分と分析されているようです。加えて両楽曲は日常というハードな闘いを生き抜くためのエネルギーについて伝えており、音楽とメッセージ双方の面でオマージュされている可能性がありそうですね。

もう1つの楽曲は、常田氏率いる音楽集団「millennium parade(ミレニアムパレード)」による楽曲「Fly with me」です。「サビにミレパ(ミレニアムパレード)の”Fly with me”入ってんじゃん」「歌詞に入ってるのミレパとのつながりを感じてエモい」とつぶやくファンが見られます。

実際に確認してみると、たしかに同楽曲の歌詞と共通の部分が。自身による過去の作品をオマージュしていることがうかがえます。

批判的な反響もあるが…

中には過去の自身の作品を新曲に含めることを批判的にとらえている人もいますが、それは人それぞれの価値観でしょう。

音楽は作曲者にこれまで影響を与えてきたあらゆるものが混ざって作り上げられるもの。似ている部分を懐疑的に粗探ししながら聴く音楽は楽しくありませんし、ただ空しさが残るにすぎません。むしろ良い作品には素直に浸るのがいいですね。

紹介した2つの曲だけでなく、ほかにもいくつかの楽曲との共通点が指摘されているKing Gnuの新曲。あなたの耳にはどの曲のエッセンスが含まれているように聞こえるか、答え合わせを楽しみながら聞いてみるのもいいかもしれませんね。

コメント

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