新曲のルーツ? King Gnu『F.O.O.L』は魅力あふれる隠れた名曲

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忙しい 時事

2022NHK サッカーテーマ」を人気バンド「King Gnu(キング ヌー)」が手がけた。タイトルは「Stardom(スターダム)」で、11月20日(日)から約1ヶ月間開催される「FIFAワールドカップカタール2022」の期間を通じて耳にする機会が増えることだろう。

この新曲がさっそくファンの間で好評なのだが、かたやとあるKing Gnu自身による過去作品のエッセンスを多分に含んでいると話題になっているのはご存じだろうか?

その楽曲というのが「F.O.O.Lだ。表立って扱われることこそ少ないが、King Gnuならではの魅力が詰まった隠れた名曲である。「King Gnuは1周回って”F.O.O.L”が一番好きだ」「お願いだからライブで聴いてみたい」というファンも存在するほどだ。気になる人はぜひ聴いてみていただきたい。

シングル「BOY」のカップリング曲

「F.O.O.L」は2021年12月1日に発売されたシングル「BOY」に収録されている。ひたすらに爽やかな少年の心情を表現する表題曲とは全く対照的に、誰もが潜在的にもっている闘争心を全開に引き出してくれそうな1曲だ。

トラックの長さは2分54秒と短いが無駄なくそぎ落とされており、いつもながら間奏の時間がほとんどない曲構成は同バンドの美学すら感じられる。

日常は闘い

曲全般を通して激しく力強いサウンドが支配する。しかしただまっすぐなロックだけでなくファンクの雰囲気を漂わせるのが、まるでこの曲が日常で休みなく続く大人の闘いを描いているかのよう。歯切れのよいラップがツインボーカルで重なるのもとても心地よい。

歌詞の伝える内容も一貫してエネルギーに溢れていて、挑み続ける人の背中を押してくれるものとなっている。誰もが困難に屈しそうになるが、原点を思い出すたびに一度は見失った光をもう一度目指すよう自分を奮い立たせる。そんな人にはむしろどこまでも優しいエールだ。

時に他の人だけが持っているように思えるものを比較し、人格さえ否定されているように感じるかもしれない。それでもこの世界に許されている多様性と自分のもつ個性を尊重し、信じぬくように応援してくれているようにも感じる。

途にはピー音が入る部分があり伏せられているため、さまざまな考察がなされている。歌詞を見ながら自分なりの結論を探してみるのもこの曲の楽しみ方の1つかもしれない。

”fool”の意味とは

ちなみに英単語”fool”には「思慮分別のない人、ばか者」などの意味があるが、これはあくまでネガティブな表現である。角度を変えれば「熱狂者、…に目のない人」など、ひたすら愚直に何かを目指す人をイメージさせる。

ピリオドで区切ってある同曲のタイトル。とはいえ表現している人物像は、周りに目もくれずまっすぐに自分の信念を貫く挑戦者に違いない。だからこそ日常という戦場で闘っている多くの人に刺さるのだろう。

日本を代表するアーティストながら飽くなき探求心でいつも新しい音楽を届けてくれるKing Gnu。彼ら自身がそうであるように、一人一人が”fool”でありたいと思わされるのではないだろうか。

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