ボリビア在住5年になる筆者が隣国チリに旅行に行って、見て感じたことをまとめた第5弾。ここからはいよいよ今回の目的地であるバルディビアでの数日間についてまとめていくことができます。
まずは筆者夫婦の滞在した宿についてレビューしたいと思います。
バルディビアでは質の高い宿が見つけられる
全記事の最後でも共有しましたが、今回利用した宿はAirbnbで探したこちら。
こちらのお宿について少しだけレビューしていきたいと思います。
別にスポンサーが付いてたりとかは一切なく、単純に満足だったのでまとめています。
好立地
位置するのは閑静な住宅街。バルディビア市中心部からは車で約10分、徒歩でも約20分程度と遠すぎず市街地の息苦しさもなくのちょうどよさです。
多少地形の起伏はあるものの徒歩5分圏内にガソリンスタンドと薬局等を含むスーパーマーケットがあり、何かの必要にもしっかり対応できるでしょう。
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部屋からの景色は絶望的に閉ざされていますが、こちらのお宿には屋上にテラスがあり高い位置から周囲を一望することができます。コーヒーを飲みながらひと休みするにはぴったりのプライベート空間と言えるでしょう。
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恐らくですが、軽く屋上でビールなど飲みながらパーティーでもする用途で設けられている造りなのかなと思います。
木の温かみを感じられる室内空間
外から見てみると真っ黒なコンテナみたいな雰囲気。
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ですが中に入ってみると木造住宅ならではの温かみと、よく設計された心地良い照明により演出された空間があります。
決してものすごい広いわけではありませんが、2人組夫婦の滞在に関してはとても最適な必要十分な空間です。リビングと寝室は明確に区別されており、その時に応じて好きな仕方でくつろぐのにちょうどいい。
ヨーロッパ風かつコンパクトな住宅にあこがれている人であれば、きっと喜ぶに違いありません。
寒冷地仕様
バルディビアは基本的に雨が多く、冬は寒く夏も涼しい寒冷な気候の場所。
そのため日本同様にそれなりの設備があると嬉しいですが、こちらのお宿はその点もしっかりとしていた印象。
たとえばシャワー室。アクリルの扉付きで水がトイレに侵入してしまわないようになっているのはもちろん、外気に頼らないように換気設備がしっかり整っています。
鏡も曇り止めヒーターがあるのが嬉しいポイント。
そして建物全体の気密性も高いです。
玄関の扉は隙間をふさぐ気密構造で、外気の侵入をしっかりと防いでくれます。
実際、旅行中も雨が降ったり気温が上がらなかった中で室内では薄着でも快適に過ごせたのは印象深いです。
恐らくバルディビアのすべての家がそうとは限らないはずです。宿を選ぶ際に冷たい外気を防ぐ気密性があるかどうか心配であれば、ここなら安心です。
ホストが親切
必要条件ではありませんがホストの人柄も結構重要だったりします。
今回対応して頂いたマリアさんはとても気が利く方で、バルディビアのおもてなし精神を垣間見た気がします。
ゲストに数点のデザートや雨具をサービスしてくれている点も、とても好印象でした。
日本では過剰なインバウンドにより各地の観光地で疲弊が見られていると報道されています。それとは対照的にバルディビアでは適切な対価でふさわしい人を受け入れる、そんな環境でうまくやっているのでしょう。
とはいえそれを抜きにしても、今回利用した宿は良かったので、こちらでおすすめしておきます。
旅行には良い宿選びが欠かせない
ということで今回バルディビア滞在のために選んだ宿はとてもいいところでした。
旅のプラン次第では宿の滞在時間はかなり限られたものになる可能性もありますが、やはりいい場所で睡眠をとれれば旅の質も段違いに良くなるといっても過言ではありません。
さて、次はチリ旅行の際のレンタカー事情についてまとめていきたいと思います。
どうぞお楽しみに。
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