【乱用はダメ、絶対】巻き舌だけではない!RとLの発音を区別してスペイン語ネイティブに近づこう

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波

スペイン語は母音をはっきり発音する傾向があるのとともに、激しいラ行の破裂音つまり巻き舌発音が特徴的な言語です。この巻き舌という技術は日本人がスペイン語を習得する上でネックとなりやすいポイントであるといわれています。もちろん、江戸っ子のべらんめえ口調など、日本特有の巻き舌発音は存在するのですが。

とはいえ、スペイン語におけるすべてのラ行の発音が巻き舌なのかというと、決してそうではありません

スペイン語には巻き舌を駆使する”r”、”rr”に加え、”l(エル)”のラ行発音が存在するのです。これらは日本語には存在しない区分であるのに対し、ネイティブにとっては単語の意味を識別するための大変重要なポイントで特によく聞き分けています。

混同してしまうとネイティブたちにとっては大きな違和感の原因になってしまうものなので、気をつけたいところです。

この記事では筆者の経験を参考に、”r”と”l”を区別できるようになるためのアドバイス、またスペイン語初心者が勢い余って巻き舌で発音しがちな単語をご紹介します。

コンテンツ

“r”と”l”を混同しないためにできること

勉強始めたての時はどの単語が”r”なのか、”l”なのかの区別がつきません。そのためこれらを適切な箇所で使い分けるためには記憶の面慣れの面両方から攻略していく必要があるでしょう。

“r”と”l”に対する意識をネイティブ仕様に

極端かつ乱暴に思えるかもしれませんが、一番の近道は正しく単語を覚えることです。とはいっても一文字一文字すべてをやみくもに覚えていく力技は求められていません。

要は子音に対する意識を日本人仕様からネイティブ仕様に変えるのです。”r”なのか”l”なのか、日本人にとってはそれほど重要な区別ではないように思えますが、ネイティブにとっては結構重要な違い。これを分かっているかどうかはかなり大きいでしょう。

日本人にとって10%程度の小さな差に思える違和感も、ネイティブにとっては70%から90%の違和感に感じてしまう。それだけスペイン語の世界では”r”と”l”の区別は重要なんです。

今これを読んでいるあなたは、まさにこの意識の違いについて理解したはずです。そうなってしまえば、もう次に覚える単語からは”r”と”l”を同じ文字として扱うことはしないでしょう。まったく異なる文字としてはずです。両者は文字の大きさもフォルムも違いますしね。

このように意識を変えるだけで、単語を覚えていく中で無意識のうちに「これは”r”なのか”l”なのか」を仕分けて、正しくインプットできるようになることでしょう。

発音の差を体で覚える

意識を変えることで正しく単語をインプットしたら、アウトプットします。その単語を発音する時は”r”と”l”の発音をオーバー気味でいいのでまったく区別してやりましょう。ベロベロに舌を巻く時と、滑らかに発音する時との落差は大事です。

次第に口周辺の筋肉がその単語を発する時の動きを覚えていって、間違った時には違和感を感じるくらいになっていくはずです。体で覚えるという感覚です。聞き取る時にもそのことを無意識に感じることでしょう。

混同しやすい単語3選

筆者が日常生活を送る中で注意が必要だと感じる発音パターンを3つ選んでみました。

-blo

筆者が実際にネイティブから矯正を受けたのは、”hablo(私が話す)“や”Pablo(パブロ: 人物名)“などでよく使われているこちらの語尾。ついつい勢い余ってしまったり、同様に”r”を使う単語もあるため混同してしまったりでよく間違えてしまうのです。

たとえば仮に”hablo”を”abro“と発音してしまうと、「私は話します」と言いたかったのに「私は(扉や窓を)開けます」という意味で伝わってしまいます。はなはだしい伝達ミスですよね。

“Pablo”に関しても、人の名前なので間違えたら多少なりとも失礼です。「カズ」さんを「カス」さんと呼ぶくらい失礼です。

luego, ruego

「またね」という別れのあいさつは”¡Hasta luego!“なのですが、直訳的には「後(luego)まで(hasta)」という意味になります。

一方”ruego“は懇願やお願いごとを意味するので、こんな表現は存在しないのですがもし仮に”Hasta ruego”と言ってしまったとしたら、「お願いまで」という何とも意味の分からない言葉になってしまいます。

libro

最後に“l”も”r”も含む単語です。その典型例が”libro“で、「」もしくは「私は開放する」という意味の動詞の活用形でもあります。幸い”rib-“から始まる単語は存在しないので混同することもないのですが、ネイティブは少なくとも違和感を感じるので気をつけたいところです。

他にも”peligro”などたくさんの単語が存在します。

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