【スポーツ用語】ネイティブに混ざってサッカーを楽しむために必要なスペイン語

サッカーを観戦したり、実際にネイティブに混じってプレーする際に知っておくべきスペイン語単語やフレーズをまとめてみました。
確実に暗記するのに役立つアプリ用CSVファイルも用意しているので、「ダウンロードはこちら」の項目からどうぞ。
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スペイン語圏のメジャースポーツといえばサッカー

サッカーの好きな人なら大抵ご存じだと思いますが、世界的なサッカー強豪国にはスペイン語圏の国が多く含まれます。
スペインにアルゼンチン、メキシコ、コロンビアと、挙げていくとほとんどのスペイン語圏がサッカーが強いことで有名です。
当然ながらそれらの国々の国内でもサッカーは国民的スポーツ第一位として不動の人気を誇ります。
日常的に友人とプレーするのも文化として根付いていて、筆者の住むボリビアでもサッカーは身近な存在です。
ボリビア人の身体能力
驚くのはサッカー好き市民は大抵ことごとく足回りの技術を身につけていること。
多くの少年は学校でサッカーを習っています。
そして身体能力のアドバンテージもあり、少々小技を使った程度ではブレない体幹をもっています。
日本人と比べると筋肉の柔らかさとか体全体のバネの強さなどが異なっている模様。
しかも、ある程度年齢を重ねた人でも高い身体能力を保っている人は少なくないのがすごいところ。
スピードはなくとも、ボールキープの技術や相手ディフェンダーとの駆け引きに長けている印象です。
ただボリビア人は身体的にそれほど大きくないため、日本人にとってリーチとスピードはそこまで脅威にはならない場合が多いと思っています。
ちなみに筆者の身長は170cm台半ばですが、自分より高い人はボリビア人のうち4割もいないのではという印象です。
瞬発力を磨けば一瞬でディフェンスを置き去りにできる場面が作れるでしょう。
外来語が多少混ざるが、ほとんどは訳語

さてそんなスペイン及び中南米で使われるサッカー用語ですが、英語はほとんど通じません。
日本では多くが英語の外来語になりますが、対照的にスペイン語圏では多くが翻訳された単語になります。
たとえば「イエローカード」なら、「黄色い”amarilla”」「カード”tarjeta”」で”tarjeta amarilla“となる要領です。
日本でイエローカードを「黄色い札」なんて訳して呼ぶなんてとんでもなくダサいですが、スペイン語圏ではそういうシステムです。
そもそもサッカーを「フッボル”futbol”」と呼ぶ時点で、英語圏との発想の違いが感じられます。
サッカー用語一覧
ということで、以下スペイン語圏のサッカー用語一覧です。
解説
以下のポイントを念頭に置いていると、覚えやすいかもしれません。
英語からの直訳が多い
前述の通り、サッカー専用の用語のみならず一般的に広く用いられる英単語をスペイン語にそのまま訳して伝えているパターンが多く見られます。
たとえば、
- フィールド(領域、範囲) = campo
- ウィング(翼) = ala
- コーナー(角) = esquina
- ライン(線) = línea
- チェンジ(変更、交代) = cambio
- サイド(側) = lado
- スペース(空間) = espacio
- サークル(円) = círculo
- フリー(自由) = libre
- ハンド(手) = mano
- タイム(時間) = tiempo, periodo
これらはサッカーに限らず日常的に使われる単語です。
このあたりの単語についてあらかじめ知っていれば、サッカーに関する用語にも応用が利くので意味をつかみやすいでしょう。
「ボール」の呼び方について

スペイン語圏では、単にボールを呼ぶ際にも地域差があるようです。
例えば一般的にネットなどでサッカーのボールについて調べると、”balón“がより正式(?)であることがうかがえます。
恐らくスペインなどではこう呼ばれるのでしょうか。
一方筆者の住むボリビア東部では、大抵ボールのことを指して”pelota“と呼びます。
ほかにも辞書を調べると同義語がいくつかヒットします。
“bola“などがその一例ですね。
これらはどれが正しいか、間違っているか、という問題ではなく地域差によるものです。
現地人と時間を過ごしながら、自分の属する地域で使われている用語を吸収して適応していくことがポイントでしょう。
セットプレーの際に

サッカーは短い時間の区切りの間にボールの所有権が目まぐるしく変わるスポーツです。
特にセットプレーはサッカーの特徴の一つ。
セットプレーで試合を再開する際、どちらのボールなのかを他の人と意思を共有する必要があります。
この時スムーズに理解するためには最低限動詞の活用形を理解しておくと、とても役立ちます。
たとえば相手に触れてコーナーキックを勝ち取った場合。
味方チームの人間が”(nosotros) saquemos“と言うでしょう。
これは動詞”sacar“の一人称複数形で、「(ボールを、私たちが)とりましょう」と言っているわけですね。
自分たちのチームのコーナーキックから試合再開という流れになります。
一方、相手がコーナーキックを勝ち取った場合。
味方チームの人間は”(ellos) sacan“と言います。
もしくは味方チームの人間が相手チームの人間に対して”(ustedes) saquen“というでしょう。
これらは同じ動詞の三人称複数形です。
前者は普通に「(彼らが、ボールを)とります」、後者は「(あなたたちが、ボールを)とりなさい」と言っているわけです。
ネイティブにとってはごくごく自然な会話なのですが、スペイン語動詞の活用は日本人にとっては慣れが必要な分野ですね。
彼らと長くやっていくにはいずれは理解する必要がありますが、まずはボキャブラリーを増やすこと優先という感じでいいでしょう。
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スペイン語独学の方、お手伝いします。
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