カテゴリ: スペイン語
May 07,2021 at 6:00 PM

【簡単フレーズ】スペイン語で「ありがとう」を伝えるには?

thank you
thank you

日常で何かをしてもらったら「ありがとう」と感謝を伝えます。

スペイン語を話す友達と接する時にもいつも「ありがとう!」と感謝するなら、きっと心を開いてくれることでしょう。

この記事では、南米ボリビアをはじめとするスペイン語圏で日常から使われている、感謝する時に使えるフレーズについてまとめました。

「ありがとう」のバリエーション

danke

日本語で感謝を伝えるだけでも、たくさんの言い方がありますね。

たとえば、「ありがとう」「ありがとうございます」「本当にありがとうございます」「感謝します」「とても感謝します」など。

スペイン語にもこのように様々な状況の下で使い分けられるフレーズが存在しています。

まずは一覧を見てみましょう。以下の通りです。

フレーズ発音和訳・ニュアンス
Gracias.gラシアスシンプルな「ありがとう」
Muchas gracias.ムチャス gラシアス「とてもありがとう」
Muchísimas gracias.ムチシマス gラシアス「ものすごく、最高にありがとう」
Te agredezcoテ アgラデスコ「君に感謝してる」
Le(s) agradezco~ レ(s) アgラデスコ ポル ~相手が目上、かつ改まった言い方
「感謝致します」
Te agradecemosテ アgラデセモス「私たちは感謝している」
Estoy agradecido(・da)エストイ アgラデシード(ダ)「私は感謝している」
(Gracias) por ~.ポル ~上記パターンを補足
「~ を(ありがとう)」

いろんな言い方がありますね。記憶を助けるために順番に詳細を深堀りしていきましょう。

シンプルな「ありがとう」

まずはほぼどんな状況でも使うことができる、シンプルな「ありがとう」について。ややこし活用もないので、初心者におすすめのフレーズです。

Gracias.

発音は一覧表のように、書くとすれば「gラシアス」もしくは「gラスィアス」といった感じです。

最初のgはカタカナの「グ」と言いたいところを我慢して、子音だけで発音します。唇を尖らせず、喉の奥で鳴らすようなイメージで。

アクセントは”ra”の部分です。子音が”r”なので、若干巻き舌気味に発音すると自然です。

「ci」は舌先を前歯に近づけるようにして、「スィ」気味の発音になります。

日常で何かを教えてもらったりしてもらった時からプレゼントをもらった時まで、感謝をするあらゆる機会でほぼ100%使うことができるフレーズです。

ちなみに、「 ~ のおかげで」という意味の”gracias a ~”という表現があります。この単語はまさに感謝の気持ちがこもった言い回しなんですね。

Muchas gracias.

“gracias”の直前に「たくさんの」を意味する”muchas“をつけることで、感謝の気持ちを強調することができます。

アクセントは「ム」の部分なので、言い始めの「ム」をしっかり強く発音すると、より感謝が伝わるでしょう。

「とても」を意味する副詞”muy”ではなく形容詞”muchas”がつくのは、”gracias”が複数形の女性名詞だからです。

「好意」とか「親切」もしくは「恵み」という意味を含む単語なので、恐らく直訳すると「たくさんの好意、親切、恵み」という感じでしょうか。「珍しい」を意味する「有難し」から来ている日本語の「ありがとう」とは、由来と根底にある考え方がだいぶ違いそうですね。

Muchísimas gracias.

同様に”muchas”の最上級形である”muchísimas“をつけることで、「最上級に感謝してるよ」という気持ちを伝えることができます。

最上級であるとはいえ感謝しすぎているというわけではなく、筆者の周囲では割と頻繁に使われているフレーズかなと思います。

相手に合わせて感謝の度合いを調節してみると、メリハリがつくかもしれません。

「感謝しています」(活用あり)

さてここからは少しレベルが上がりますが、感謝の表現にバリエーションを持たせたい場合であったり、相手が感謝してきている時にはこんな言い方もあるんだなと覚えておくと良いでしょう。

スペイン語初心者を苦しめる動詞の活用が関係してくるので、ちょっとだけ頑張って覚えましょう。

Te agradezco

「感謝する」を意味する動詞”agradecer“の活用形で、要するに「自分はあなたに感謝してるんですよ」という状況を相手に伝える言葉です。

まず”te”についてですが、これは「君に」を意味する語になります。日本語には存在しない文法的発想で難しいですが、感謝する相手が「君」一人だと分かっている場合はこの言い回しができます。

“agradezco”は一人称現在形単数形つまり、「今私一人が感謝する」を意味する活用形です。

ですから、”Te agradezco”と言うことで「今、私一人が君に感謝している」と相手に伝えていることになります。

Le(s) agradezco

相手が変われば前につく”te”も替わります。

相手が一人の目上の人である場合は”Le agradezco”、複数であれば”Les agradezco”となります。

いわばスペイン語でいうところの敬語に当たります。

ちなみに”le(s)”は、「彼・彼女・誰かに感謝してるんですよ」と第三者に対して感謝していることを言う時にも同じ言い回しを使うことができます。

ですからこの言い回しは、目の前の相手に対して少し距離感がある表現になります。よく言えば丁寧、悪く言えば気を許していない相手といった印象です。

また”le(s)”を使う時は対象が幅広いので、相手に対する感謝の時には”Le agradezco a usted.”など、対象を限定してあげると誰に感謝しているかが分かって親切でしょう。

Agradecemos

自分一人ではなく自分を含む集団が感謝を表明する時には、一人称複数現在形である”agradecemos“に変化します。

ややこしいですね。

もし友達と一緒にいる時に誰かに「ありがとう」を伝えようとして”¡Te agradezco!”と言ってしまったら、「あれ、あなただけ?友達はそう思ってないの?」なんていう何とも言えない空気になるかもしれません。

ご注意を。

Estoy agradecido(•da)

こちらは更に上級者向けなので、慣れないうちは自分から使う必要はないでしょう。

“estoy”は「私は今こういう状態ですよ」を意味する、英語でいうところのbe動詞に相当するものです。

“agradecido”は「感謝している」を意味する形容詞です。

なので”Estoy agradecido”を直訳すると「私は今感謝している状態です。」みたいな雰囲気でしょうか。

ややこしいことに形容詞なので性別・数ともに変化します。

自分が女性である方の場合は”Estoy agradecida“、集団で感謝を表す際には”Estamos agradecidos”と変化します。

学習を進めていくにつれて理解できると思うので、焦る必要はありません。

まずはネイティブがあなたに言ってくる時に備えて、「こういう言い方もあるんだな」程度のスタンスでOKです。

補足的な表現

「ありがとう」と言うだけでなく、詳しい情報を付け加えたい時には以下の方法で表現できます。

理由を付け加えたい時は

さて、何のためにお礼を言っているのか理由を付け加えたい時もよくあるでしょう。

相手のくれたもの、もしくは行動に対しての感謝であれば、”por ~“と付け加えられます。

以下が例文です。

フレーズ発音和訳・ニュアンス
Gracias por el regalo.gラシアス ポレル レガーロ「プレゼントをありがとう。」
Gracias por invitargラシアス ポル インビタール「招待してくれてありがとう。」

多くの場合、”por”の後ろには名詞もしくは動詞の原形が来ることがほとんどです。

“por”を使って表現する時には、いつのことに対する感謝なのかを詳しく指定する必要がないので、比較的多くの場面で使うことができるでしょう。

強調の言葉を付け加えたい時には

“muchas”などだけでなく、「心から感謝してるよ!」など、感謝を強調するために付け加えられる言葉があります。

フレーズ発音和訳・ニュアンス
Gracias de verdad.gラシアス デ ベルダd「本当にありがとう。」
直訳: 「本物のありがとう。」
Gracias de corazón.gラシアス デ コラソン「心からありがとう。」
直訳: 「心のありがとう。」
Mil gracias.ミル gラシアス「ものすごくありがとう。」
直訳「千のありがとう。」

日本語の雰囲気に近いものもあれば、スペイン語特有の発想もありますね。

感謝の度合いに応じて使い分けられると、相手も「おっ、言えるねぇ」と感動さえしてくれるかも。

相手を限定したい時は

「あなたに」とか、「あなた様に」と言いたい時もあるでしょう。その場合は、以下のフレーズを付け加えるだけで伝わります。

フレーズ発音和訳・ニュアンス
Gracias a ti.gラシアス ア ティ「君にありがとう。」
Gracias a usted.gラシアス ア ウステd「あなたにありがとうございます。」

お礼に対する返事

スペイン語で「どういたしまして」という言い方にもバリエーションが存在します。

以下をご参考にどうぞ。

フレーズ発音和訳・ニュアンス  
De nada.デ ナダ「どういたしまして。」
No hay de qué.ノ アイ デ ケ「どういたしまして。」
De qué.デ ケ「どういたしまして。」
A ti.ア ティ「あなたこそありがとう。」

日本語の「どういたしまして」は、「私がそんなに感謝に値することを何かしましたか?」というニュアンスが含まれています。

スペイン語もまさにその似た発想で、「なんのためのgraciasなの?」「あなたが感謝する理由なんてないんですよ」っていうメッセージが込められています。

面白いですね。

いろんな言葉で感謝しよう

you're welcome

いかがだったでしょうか。ここにまとめたことが、筆者が日常で使う感謝に関するほぼすべての表現パターンです。

その状況に合わせていろんな言葉でコミュニケーションをとることで、もっと会話を楽しむことができるようになるでしょう。

さて、ここまでご覧の方の中には既に独学もしくはそれに近い形でスペイン語学習をしておられる方もおられるかもしれません。

筆者も日本では完全独学を貫いてきたのですが、やはり誰かと実際にスペイン語を使ったり相談できる機会があるだけでだいぶ習得の道のりが変わっていただろうなと想像できます。

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それではまた次の記事で!チャオチャオ~!

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