カテゴリ: スペイン語
April 30,2021 at 6:00 PM

【語彙力強化】スマホアプリでどこでもできる無料で効率のいいスペイン語単語の勉強方法とは?

スマートフォン
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在宅ワークに必須のツールである「ZOOM」。

日本語では「ズーム」と発音するのに対し、スペイン語圏であるボリビアでは「スーム」と発音するのが普通です。

というか、そうとしか発音し慣れていない人ばかりなので、逆に「ズーム」と聞く度に新鮮さを感じてしまうカズキです。

さて以前、スペイン語に限りませんが言語学習で大切なのはモチベーションが下がった時を前提にした学習方法を選択すべきだということ、そしてボキャブラリー(語彙)を増やすことであるという記事を公開しました。

興味のある方はこの記事を読み進める前に、ぜひこちらからご覧ください。

今回の記事では単語をいかに確実に覚えていくかということに焦点を当てながら、筆者が実際に活用しているスマートフォンアプリを使った単語暗記法をご紹介したいと思います。

もちろん向き不向きはあると思いますが、多くの方に参考にして頂ける方法だと思います。

さらに最後まで読んでくださった方には大変ささやかなプレゼントもご用意していますので、どうぞお付き合い頂ければと思います。

努力が必要なのは大前提

長い道のり

言語を習得するのは能力や設定目標に個人差はあれど、簡単なことではありません。

ただ一度旅行で使うだけのカタコトの挨拶程度であれば問題はありません。

しかし、スペイン語を使って会話をしたい生活したい、友人と考えや気持ちを通わせたい、その先のレベルに到達したいというのが目標である場合には、長期的な努力なくしては達成することはできません。

その上で、努力の方向が自分とは合わなかったり間違っていたりするとタイムロスが大きくなってしまう可能性もあります。

時間がかかればますますモチベーションが下がり、気づいたときにはいろいろ忘れていて、再開するにはまた振り出しからなんてことも。

ですから、何を身に付けるにもモチベーションを下げる要素はできるだけ排除したい。

そのためにはある程度結果が分かりやすく、ステップを踏んできた自分をきちんと評価できる方法がいいという訳なんですね。

そして僕が思うに、とりわけ実用的なスペイン語単語を覚えていくにあたって、モチベーションを保つには以下の要素が大切だと感じています。

  • 範囲を区切る(一度に多くを覚えようとしない)
    →「今回はこれだけ覚えられた」と自分を評価できる
  • 暗記カードの作成などに無駄な労力を使わない
    →肝心の暗記に労力を割くことができ、
    かつ面倒くさくないのでスキマ時間に取り組みやすい

主にこれら二つの要素が合わさった時、ものすごい効率でボキャブラリーを増やしていくことができるに違いありません。

単語帳作りはメンドクサイ

以前の記事でも紹介したように、僕は周囲にいるボリビア人の会話を聞きながら単語を辞書の履歴に残し、それをリストアップして暗記に活用しています。

この方法は覚える単語に無駄がない一方、やはり自分でリストアップしていつでも使いやすい状態に管理しておくのにはそれなりの工夫がいるというデメリットがあります。

とはいえ日本でも、英語と比較してスペイン語学習ツールは多くないというのが現状で、スペイン語学習者の多くは学習方法のカスタマイズというこの面倒なステップを踏むことは避けられません。

4億人以上のネイティブが約20か国に散らばっているわけなので、使う単語がそれぞれ違うというのが大きい要因なのでしょう。需要が著しく分散していますからね。

筆者が活用している暗記ツール

辞書を引く

僕がいろんな方法を試してきた中で、やはり手元にあるスマホで手軽に使える暗記ツールを使うことがベターだと思っています。

紙の単語帳は手書きでの準備が必要なうえにかさばるので、確実に非効率だからです。

幸いスマホには、iOSであれAndroidであれたくさんの単語帳アプリが存在しています。

ただし無料で使えるもののほとんどは、ちまちまとした単語の入力が必要な上にデータの使い回しが利かないのです。

どうせ労力を割くのなら他の端末でも使いたいし、もし万が一端末が使えなくなったら労力が水の泡です。

iOSならAIフラッシュカード

そんな中で僕が見つけた単語帳アプリの中で使いやすいなと思ったのが、AIフラッシュカードです。

AIフラッシュカード

以下のリンクからダウンロードください。

Download on the App Store

このアプリの良いところは広告表示がなくシンプルなこと、また選択式の出題方式も選べるので暗記の負荷レベルに柔軟性があるところだと思います。

単純に「この単語の意味は?」だけの出題方式では、最初のうちは考える前に特に疲れてしまいますからね。

さらに良いのは既に正答できた単語をよけて、まだ定着していない単語の中からランダムに出題してくれること。

出題される単語数が目に見えて減っていくたびに、達成する快感を覚えることができることでしょう。

Android端末の方はWordHolic!

Wordholic!

ちなみに筆者はiOSを使用しているのですが、Android端末をお使いの方はWordHolic!がおすすめです。

メリットは機能が豊富であること、デメリットは機能が豊富であるゆえに少し複雑であることと広告表示が少し厄介であることでしょうか。

またこちらに関してはiOSでも利用可能なので、自分に合った方を使うことができるでしょう。

以下のリンクからどうぞ。試された方はコメント等でフィードバック頂けると嬉しく思います。

Google Play で手に入れようDownload on the App Store

アプリの使い方

これらの単語帳アプリの特徴は、外部で作成したデータをインポートできるという点です。

一度データさえ作っておけば使い回しが利きますし、アプリ上でちまちま作業するよりも表計算ソフトに打ち込んだ方が効率的です。

それでは実際にデータを作成してアプリに組み込んでみましょう。

なおこの記事ではAIフラッシュカードのみの解説と致します。

WordHolic!に関しては少々機能が多く複雑なので、次の記事で別個に解説したいともいますのでお待ちください。

サンプルファイルをダウンロード

所定の方法でインストールができている前提で始めます。

アプリを起動したら、下のメニューで「Add List」を選んだ状態で左上の「CSV」をタップ。

「CSV Import」というサイトにとぶので少しスクロールで下がって、「CSVを作成する」の見出しからサンプルファイルをダウンロードします。

AIフラッシュカード手順1

3種類のうちどれでもいいのですが、Sample (Numbers)またはSample(Excel)のどちらかが分かりやすいでしょう。

ダウンロードし表計算アプリで開いたら、中身に好きな単語帳データを書き込むことができます。

左に問題、右に答えを記入します。

AIフラッシュカード手順2

一度ダウンロードした雛形は今後ずっと使いまわすことができるので保存しておくと便利でしょう。

サンプルファイルをCSV化し取り込む

サンプルを書き換えたら、右上のメニューから「書き出し」>「CSV」と選択し、「“ファイル”に保存」へと進みます。

AIフラッシュカード手順3

AIフラッシュカード手順4

「このiPhone内」に新たに作られている「QuizMaker」フォルダを選択し、名前を適宜変更してから保存します。

AIフラッシュカード手順5

あとはファイルの反映を確認すれば完了です。

一度AIフラッシュカードアプリを再起動し、下のメニューの「Play」を選択して表示される一覧に含まれていることを確認しましょう。

単語のまとめ方のコツ

AIフラッシュカード画像6

最後に筆者が考える単語のまとめ方についてお伝えします。

一度にまとめ過ぎない

まずは、一定期間に覚えるべき単語数を絞ることです。

たとえば、一日10単語、一週間で70単語を覚えるという目標を設定するとしたら、一つのcsvファイルには70単語を収めましょう。

もっと少なくても良いですし、多くても構いません。バランスを見ながらペースを調整していけば大丈夫です。

インプット用単語とアウトプット用単語

それからもう一つのコツは、インプット用つまり聞き取る時用の単語とアウトプット用つまり自分が話す時用の単語を別ファイルに分けるということ。

具体的には前者にはこのようなタイプに当てはまる単語群を振り分けると良いでしょう。

  • ネイティブから聞くことはあっても、自分の口から発する機会が著しく少ないであろう単語
  • そのスペイン語単語の意味が多岐にわたるもの

逆に最初からアウトプット用単語群に入れられるものは以下を参考にして振り分けられます。

  • 自分が発する機会が多そうなもの
  • なんとなくすぐに覚えられそうなもの

なぜこう分けるかというと、聞く時と話す時とでは頭の中で単語を引き出すプロセスが違うからです。

分かりにくいですよね。具体例も交えながら考えてみましょう。

まず、聞いて意味さえ掴むことさえできればOKという単語はインプット用リスト行きです。

たとえば相手をののしるための悪い言葉は知っている必要はありますが、自分から発する練習は必要ありませんからね。下手に発すると命の危機さえあります。

難しい部類の単語も存在します。

たとえば、「紙」はスペイン語で”papel(パペル)”といいます。

なので、紙をどうにかしてほしい時にはとりあえず”papel”ととっさに言えるように練習したいわけですね。

このような場合はアウトプット用のリストに入れて覚えるべきです。

しかし逆に相手の発言を聞く時には事情が異なります。

目の前の人から”papel”という単語を聞いた時、「紙」だけしか思い浮かべられないとしたら不十分なのです。

実のところ、”papel”はいろいろな意味をもつ幅広い言葉です。紙から連想される書類や紙幣だけでなく、役割、役目、演劇等の配役の意味も含んでいます。

このように一つの単語がたくさんの意味をもつ場合には、インプット用のリストにも加えて覚えた方が効率が良いということになります。

重要な単語は両方を組み合わせた二段階方式にして覚えるのも効果的です。

覚えにくそうな単語を一旦前者のグループに入れて覚えてから、その後、後者のグループに入れて自分が話したい場面でその単語を発することができるようにするのです。

以下が、筆者が実際に使っているインプット用単語群のリストの例です。「聞き取り1」などの名前を付けています。

AIフラッシュカード手順7

アウトプット用単語群はこのような感じです。「アウトプット1」などの名前を付けています。

AIフラッシュカード画像2

 

単語リストをシェアします

さて実際問題、こういう単語リストを作るのもそれなりに労力がいります。

そこで、ささやかながらスペイン語学習初心者の方の力になれればと思い、僕が作ってきている単語リストCSVファイルを少しずつシェアしていこうかなと思っています。

リストの大部分は僕が実際に会話の中で集めてきたものなので、実際にネイティブが使った実績があるものばかりです。

「どこから単語をリストアップしたらいいか分からない」という悩みを抱えている方も、これをベースにアレンジして頂ければ解消できるでしょう。

最初は日常会話で真っ先に使うであろう50単語(フレーズ)を集めてみました。

AIフラッシュカード用ファイルはこちらのオレンジ色のボタンからどうぞ。

WordHolic!用ファイルはこちらの青色のボタンからどうぞ。インポートの詳しい方法については次回の記事で取り上げたいと思います。

今後も単語ファイルを記事に添付していきたいと思うので、ご希望の方は下の「通知を受け取る」ボタンを押して頂けると見逃しを防げるためおすすめです。

また、旅行者でありながらボリビアであらゆる逆境を経験した友人のブログもご紹介します。よろしければこちらから覗いてみてください。

スペイン語独学の方、お手伝いします。

今回の記事も最後までご覧くださりありがとうございました。

さて、ここまでご覧の方の中には既に独学もしくはそれに近い形でスペイン語学習を進めている方もおられるかもしれません。

筆者も日本では完全独学を貫いてきたのですが、やはり誰かと実際にスペイン語を使ったり相談できる機会があるだけでだいぶ習得の道のりが変わっていただろうなと想像できます。

筆者は最近「ココナラ」というサイトで、安くて気軽に、短時間でサクッとできるスペイン語会話ビデオチャットサービスを始めました。

「会話が成立するようなレベルかどうか心配」「いきなりネイティブが相手だと緊張する」というお悩みをおもちの方、

その気持ち、めちゃくちゃ分かります。

そんな方のために、レッスンという堅苦しい枠にとらわれず、スペイン語というテーマでの雑談の延長線上という位置づけでやっています。

ご希望次第では、ボリビアでの生活に関する情報についてご提供する場としてもご活用頂けます。

ご興味のある方はぜひ、下のバナーリンクから詳細をご覧ください。

それではまた次の記事で!チャオチャオ~!

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